平成29年7月 九州北部豪富 復旧・復興対策の強化を要望

7月5日に朝倉市、東峰村を中心に福岡県で大きな被害が発生した九州北部豪雨について、公明党福岡県議団は、9月定例議会、12月定例議会の代表質問や10月に開かれた決算特別委員会において、県による復旧・復興対策を強く要望しました。

朝倉市・東峰村で甚大な被害

九州北部豪雨により、朝倉市、東峰村では死者35人、負傷者16人、行方不明者3人の人的被害、全壊269件などの家屋被害のほか、道路、橋梁、河川、土砂の大きな被害が発生しました。流木や土砂による商工業、農林漁業の被害も広範囲に及びました。このため、福岡県は、被災者への生活支援のほか、商工者業者への制度融資、観光復興への「ふくおか応援割」の実施、農林漁業者への経営再建策、道路・河川の復興・改良工事、砂防ダムの設置などに必要な補正予算を組み、積極的に支援策と復興策を展開しています。
公明党福岡県議団は、9月議会、12月議会で、豪雨災害からの復旧・復興対策のほか、再発防止策や商工・観光、農林漁業者への再建策などを提言。10月の決算特別委員会では、高橋雅成議員が流木による橋梁被害の実態をただし、河川や橋の改良、土砂・流木被害防止のための砂防ダムの設置などを提案しました。

山口代表が現地を調査

これに先立ち、公明党県議団は、災害直後から現地を調査。7月18日には、山口代表、濵地衆院議員、河野参院議員らとともに、朝倉市、東峰村を訪れ、現場を視察しました。一行は、小川知事、森田朝倉市長、澁谷東峰村長にも面談し、それぞれ災害復興への要望を聞きました。
被害が大きかった朝倉市の赤谷川では、全国で初めて、県に代わり国が河川改良工事を開始しました。

ヒアリ対策 福岡県が両政令市と連携を強化

猛毒を持つヒアリは、6月に国内で初めて確認され、県内でも7月以降、博多港、博多区の輸入貨物の取扱事業所、北九州港で確認されています。県では、県民への注意喚起を呼び掛けていましたが、ヒアリが海外からの貨物船のコンテナに潜んでいたことから、博多港、北九州港の港湾を管理している福岡、北九州の両市と連携を図っていくことにしました。県と両政令市の合同会議を開催し、ヒアリの調査手法や効果的な周知方法などについて共同で検討を始めました。
決算特別委員会で、高橋雅成議員がヒアリの対策について質問し、県が両政令市と連携することを明らかにしました。県はまた、「ヒアリ発見時の対応などを示したマニュアルを策定する」と答えました。

ヘルプカードの普及を呼び掛け

障がいがある方や難病の方、認知症の方、妊娠している方など手助けが必要であっても、外見では不自由や障がいに気づかれにくい人たちのため、福岡県は平成28年1月からヘルプカードを作成し配布しています。
これは高橋議員の提案で始まった事業ですが、「ヘルプカードの意味をもっと知ってほしい」と、高橋議員がカードの普及を図るよう議会で呼びかけました。福祉労働部長は、「ヘルプカードの普及にしっかり取り組む」と決意を述べました。

性的少数者(LGBT)に配慮を 福岡県が観光事業者向けの冊子を作成

福岡県は、同性愛や性同一性障害などの性的少数者(LGBT)を支援する取り組みの一環として、観光事業者がLGBTの人たちに対応する際の配慮事項などをまとめた冊子「おもてなし レインボーガイドブック」を作成・配布をしています。
ガイドブックはA4判20ページ。LGBTに関する基礎知識をはじめ、当事者の声や行政、企業の動向などを紹介する内容となっています。LGBTの人たちに対する支援策や人権啓発に関しては、高橋雅成議員が、長年にわたり議会で主張してきました。