福岡県は、先ごろ発行した育児支援のための冊子「子育て応援団」の中に、発達障がいについての内容を初めて記載した。冊子は2002年から発行され、毎年改訂が行われている。
 新しく記載されたのは「育児の広場」の章の中で、自閉症や注意欠陥多動性障がい(ADHD)など障がい別に起きる子どもの症例。県発達障害者支援センターなど4カ所の相談先も記されている。
 冊子は「1歳半~2歳ころ」「3~4歳ころ」「5~6歳ころ」の3種類があり、市町村が実施する各年代ごとの健診時に無料配布される。A5判31ページで15万部を発行。子どもの発育や発達の段階に応じた睡眠、食事の方法などが主な内容になっている。
 公明党福岡県議団(森下博司団長)の高橋雅成議員は12年12月議会で、発達障がい児を育てる親の声を基に、社会の認識が低い現状を指摘。「県民への啓発に力を入れて、発達障がいに対する無理解の壁をなくすことが必要」と訴えていた。

(2013年7月24日付 公明新聞より)