岩崎県土整備部長

 それでは、第九三号議案、平成二十一年度福岡県一般会計補正予算所管分について御説明いたします。
 お手元資料の補正予算に関する説明書、少し分厚いものでございます、七十九ページをお願いいたします。初めに、今回の一般会計補正予算案につきまして、概要を説明いたします。今回の補正予算につきましては、現下の厳しい雇用、経済情勢を踏まえまして、国の経済危機対策にかかわる補正予算を活用して補正予算を編成したものでございます。県内の景気浮揚並びに通学路の整備等、地域が必要とする社会資本整備につきまして、効果的、効率的に促進を図るため、公共事業予算等を増加するものでございます。総額二百十八億八千百万円余の増額補正をお願いしております。また、緊急雇用創出関連事業といたしまして、道路、河川、海岸、港湾の美化事業費を措置いたしております。加えまして、今回の補正予算に計上した箇所のうち、工期が翌年度にまたがるものにつきましては、契約に先立ちまして、必要な債務負担行為をあわせて計上しております。
 それでは、七十九ページから詳細について御説明を申し上げます。八款県土整備費、二項道路橋りょう費、一目道路橋りょう総務費でございます。一億二千八百万円余の増額補正でございます。これは補助公共事業費及び県単独公共事業費を増額補正することに伴いまして、事業事務費を増額するものでございます。八十ページをお願いいたします。二目道路維持費十一億二千三百万円余の増額補正でございます。これは道路補修工事、災害防止のためののり面崩壊防止工事など県単独公共事業費を増額するもの及び緊急雇用創出関連事業として、道路美化事業費を計上しております。三目道路新設改良費でございます。百三十一億二千八百万円余の増額補正でございます。通学路、交差点改良などの交通安全対策、道路改築工事などにつきまして、補助公共事業費及び県単独公共事業費を増額するものでございます。八十一ページでございます。四目橋りょう維持費でございます。十二億一千八百万円余の増額補正でございます。橋梁の補修にかかわる経費につきまして、補助公共事業費を増額するものでございます。五目橋りょう新設改良費でございます。三億六千五百万円余の増額補正でございます。これは橋梁かけかえにかかわる経費につきまして、県単独公共事業費を増額するものでございます。
 八十二ページをお願いいたします。三項河川海岸費でございます。一目河川総務費一億四百万円余の増額補正でございます。主なものは、緊急雇用創出関連事業といたしまして、河川、海岸の美化事業費を計上しております。八十三ページでございます。二目河川改良費でございます。三十五億三千百万円余の増額補正でございます。集中豪雨などによる被害軽減を図るための河道整備工事費などにつきまして、補助公共事業費及び県単独公共事業費を増額するものでございます。三目砂防費でございます。六億五千四百万円余の増額補正でございます。これは集中豪雨による災害危険箇所の解消を図るため、補助公共事業費及び県単独公共事業費を増額するものでございます。
 四目海岸保全費でございます。二億七千七百万円余の増額補正でございます。集中豪雨による被害軽減のための海岸災害防除対策工事費につきまして、県単独公共事業費及び補助公共事業費を増額するものでございます。
 八十四ページをお願いいたします。四項港湾費でございます。一目港湾総務費二千三百万円余の増額補正でございます。この主なものは、緊急雇用創出関連事業といたしまして、港湾美化事業費を計上いたしております。二目港湾建設費でございます。十三億三千万円余の増額補正でございます。これは港湾インフラの強化のための岸壁改良工事費等県単独公共事業費及び補助公共事業費を増額するものでございます。
 引き続き、債務負担行為について御説明をいたします。
 資料がかわりまして、福岡県議会定例会議案その一でございます。これの七ページをお願いいたします。今回の補正予算に計上した箇所のうち、工期が翌年度にまたがるものにつきまして、契約に先立ち、必要な債務負担行為をお願いしております。県土整備部所管は、追加分といたしまして、八ページの下から二行目の第一種改良費並びに九ページの変更分の上から二行目の道路改良費及び三行目の橋りょう架換費を合わせまして、五億三千万円を計上いたしております。
 以上が県土整備部の一般会計補正予算の概要でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。

月形祐二委員長

 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。
 何か質疑はありませんか。吉村委員。

吉村敏男委員

 部長、この間、知事が、景気対策ということで土木予算の八割を六カ月間で前倒し執行するというのは知っていますよね。私も大賛成で、非常に大きな、瞬発的な景気浮揚策につながると思うんですが、問題は、そんなに早く使うと、残りの期間を二割でやらないかんことになるでしょう。そのときが逆にしぼむのではないかというふうに普通素人は心配しますよね。その場合の何か対策かなにかは考えてあるんですか。

月形祐二委員長

 岩崎県土整備部長。

岩崎県土整備部長

 今年度は、委員がお話しのとおり、八割前倒しという目標を掲げて今、知事は取り組んでおります。きょうお願いをしております補正予算に大体年度の三割ぐらいを積んでおりまして、これを後半部分で執行することによりまして、当該年度の二割と、それから当該年度の三割分の補正、合わせまして通常年度の予算は確保されているということになろうかと思います。したがいまして、必要に応じてまた来年度予算の前倒し等にも、そのときの状況を踏まえながら、いわゆる債務行為を実施していくというようなことが必要かなというふうに思っております。

吉村敏男委員

 それを聞いて少し安心しましたけど、その八割前倒しというのは、具体的にはこの六カ月間、九月ぐらいまでの間に平均してやるんですか。まず、業務的にも普通の倍ぐらいのスピードでやらな間に合わんわけでしょう。それは大丈夫なんですか。

岩崎県土整備部長

 今回、経済危機ということで、昨年度から事務所のほうにも協力を求めておりまして、今、早期発注に努めているところでございます。当該年度の予算については、今、大体一カ月程度早いペースで発注をしておりますので、これから急ピッチで作業を進めまして、八割目標達成に向かって努力してまいりたいと思います。

吉村敏男委員

 九月までに八割発注するでしょう。今、六月が終わりかけていますけど、大体今ぐらいで進捗はどのくらいですか。

岩崎県土整備部長

 大体五月末で三四%ぐらいなんですが、多分、どんどん我々のところにも仕事が今上がってきておりますので、今のところ、きょう現在、数字は持ち合わせませんけれども、四〇%をもう超えるぐらいの勢いできていると思います。

吉村敏男委員

 今の部長のお話でよくわかりましたが、知事が新聞で発表された折、八割先に来ると、残り二割で、残り六カ月間どうするんやと、私は、そういう心配はやっぱりあると思うんですよ。今、私は部長の説明で納得しましたけれども、そういうのは県民の皆さん方にきちんとアピールして、心配ないんやということはぜひおっしゃったほうがいいのではないかというふうに思いますので、ぜひしっかりした対策をやっていただきたいと思います。以上です。

月形祐二委員長

 ほかにございませんか。高橋委員。

たかはし雅成委員

 同じことを聞こうと思っていたんですけど、確認しますが、要するに、今回の補正の公共工事分二百十七億、これは下半期で執行するということでいいんですか。

月形祐二委員長

 岩崎県土整備部長。

岩崎県土整備部長

 大体入札準備にこれから取りかかっていきますので、一部、上半期に入る部分もあると思いますが、大半は下半期ということで考えております。

たかはし雅成委員

 それと、分離分割発注を積極的にやっていくというお話だったんですけども、これは今どんな状況になっているんですか。

岩崎県土整備部長

 福岡県では毎年そうなんですけれども、今までもかなり精いっぱい分離分割発注をしておりまして、いわゆる県下の中小の建設業者さんにほとんどの仕事が今行っている状況でございます。例外的には、大きな鉄の橋とか、そういった特殊なものにつきましては県外の業者に行っておりますけれども、今申し上げましたように、県下の中小の地元の企業に対して今、我々は仕事を出しているということでございます。今年度も引き続きまして、そういう方針で臨んでまいりたいと思っております。

たかはし雅成委員

 じゃ、引き続きというか、今まで以上に、よろしくお願いします。以上です。