10月20日(火)
 9時、江蘇省人代を表敬訪問。常務委員会副主任の柏蘇寧氏らと意見交換。柏氏は大要、以下のような挨拶をしました。

① 1992年に江蘇省と福岡県が友好締結をして17年。中日友好のためにたゆまぬ努力をしてきた。交流の内容は年々広くなっている。江蘇省は世界の都市と友好締結をしているが、福岡県との友好が最も緊密。
② 印象に残るのは96年に桜の園が落成し、毎年、福岡から花見に来てもらっている。行ったり来たりするほど友情は深まる。友好訪問団の参加人数も多くなっている。新しい人が必ず参加している。交流のシンボル・桜の木は健やかに成長している。南京市民に一番有名な花見の場所となっている。02年の10周年にはたいこう石の公園を東公園に設置した。
③ 06年には希望小学校が義援金で造られた。学校へ行く道路も新しく造っている。北原(前)議員の協力で貧困地域にも希望小学校が造られた。希望小学校の設置は有意義だ。子どもたちを通じて本当の意味での中日友好ができる。
④ 友好の分野は広がっている。人代と議会交流にとどまらず、経済、文化、教育、社会福祉などに広がっている。個人の交流が地域間交流、国の交流に寄与できる。
⑤ 昨年9月から金融危機となり、人代もいろいろな対策を講じている。08年の省のGDPは3万億元。一人当たり5700ドル。14%の成長率だった。輸出入額は3900億ドル。うち、輸出が2300億ドル。外貨利用額は251億ドルで、全国の先頭に立っている。去年の10月から打撃を受けてきた。外資系企業、輸出産業が多いので、国としても対応策をとっている。積極的な財政政策とゆとりのある貨幣政策で内需拡大を図っている。
⑥ 省政府、市政府、省民もがんばってきた。省経済は安定し、回復の兆しがある。省の上半期成長率は11%。財政収入は12%成長した。輸出入関連はマイナスだがマイナス幅は縮小している。適切な対応策さえ打ち出せばいい影響が出る。困難を打開し、前進する信念を持っている。
⑦ 省の対応策は、①内需拡大のためインフラの整備。上海-南京間の高速鉄道の整備。これができれば両都市を一時間で結ぶ。南京-北京間の高速鉄道は着工している。インフラ整備への投資額は省全体の44%。②産業構造の整備。伝統産業に加えてハイテク産業を成長させようとしている。先端技術産業への補助金、優遇政策、新エネルギー、医学、環境産業が発展している。泰州市は医学ハイテク産業の開発区。③環境保全、資源節約の政策④地域の共同発展、バランスの取れた発展。省南部の蘇州、無錫は発展しているが北部には貧困地域が残っている。優遇政策で北・中部発展を目指す。⑤社会福祉、就職振興――以上の5つ。

この後、今林議長が「多くの場所を視察し、友好交流を深めたい」と挨拶しました。(続く)