平島消防防災安全課長

 それでは平成十八年度の福岡県総合防災訓練につきまして、御説明いたします。資料は四ページをお願いいたします。県の消防防災訓練につきましては、1に記載しておりますとおり県、それから関係市町村、防災関係機関、地域住民などが一体となりまして、災害時における関係機関相互の連携の強化、それから防災技術の向上、さらには県民の防災思想の普及・啓発を図るため毎年度、実施をしているものでございまして、今回で第四十一回を迎えます。今年度の訓練は五月二十八日、日曜日でございますが、午前十時から十二時四十五分まで、福津市西福間の福間漁港を主会場として実施をいたすところでございます。また地域会場といたしまして大島、地島、相島、この三島におきましても住民の避難訓練、それから負傷者の救出訓練を実施する予定にしております。訓練の規模でございますが、参加機関は各消防本部、消防団、防災関係機関など八十八の機関、延べ千四百人が参加する予定でございます。消防車などの車両約百二十台、それからヘリコプターを中心とする航空機十二機、それから巡視艇、旅客船など七そうの船舶が訓練に参加をする予定でございます。
 次のページをお願いいたします。訓練の想定でございますが、風水害、地震、津波、それにテロ災害などの特殊災害を想定いたしまして、情報収集や消火訓練、それから救出救助訓練などを行う予定にいたしております。具体的には次の六ページに記載をいたしておりますが、訓練種目を三十二種目、予定をいたしておりまして、実戦的な訓練を実施をいたしておりますが、このうち網かけをしております17番、土砂埋没車両からの救出訓練、それから28番目から32番目までの海上での地震災害対策訓練、これを今回、新たに実施をする予定にいたしております。
 申しわけございませんが、前のページにお戻りいただきたいと思います。今回の訓練の主な特徴でございますが、中ほどの10のところに記載をいたしておりますが、まず第一点目、離島地域の避難対策の向上を図るために、福岡県西方沖地震での被害等を踏まえまして、離島地域の避難対策の強化を図るための訓練を実施いたします。大島、地島、相島から負傷者をヘリコプターで搬送するとともに、島民をヘリまたは船舶によりまして島外に緊急避難していただくという訓練を行いたいと思っております。
 それから二点目でございますが、津波災害における対応能力の向上ということで、地震に伴いまして津波が発生したとの想定によりまして町内放送設備、それから広報車、ヘリなどを活用いたしまして、住民や釣り客に対しまして迅速、的確な情報伝達を行うとともに、ヘリコプターによりますテレビ電送装置を活用いたしまして、被害情報の収集を行う予定でございます。また津波により沖合に流されました漂流者をヘリや船舶を活用して救出する訓練を行います。
 三点目でございますが、地震及び風水害における対応能力の向上を図るため気象情報の伝達、それから被災状況の調査、情報の収集、伝達等の初動対応訓練を実施いたします。それに合わせて風水害時の各種水防工法や地震発生時の倒壊家屋からの救出訓練を実施いたします。特に今回は訓練会場に隣接いたします高層マンションを座屈ビルに見立てまして、当該マンションからの救出訓練を実施する予定でございます。
 最後でございますが、防災訓練会場内にイベント広場を設けまして地震体験、放水体験、煙体験等のコーナーを設置しますとともに、家具転倒防止器具や非常食などの防災グッズの展示を行うなど、地域住民の防災意識の向上を図るためのイベント等を行うこととしております。
 以上が平成十八年度福岡県総合防災訓練の概要でございます。委員の先生方にもお時間の許す限り、御参加をお願いしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。以上でございます。

たかはし雅成委員

 すみません。過去四十回もやってこられた訓練に対し、私、全然わからないので、ちょっと教えてほしいんですけど。この会場ですね、ここの会場でやるというのは、ここの場所で何かが起こったということを想定してやられる訓練なんですかね。

平島消防防災安全課長

 そうですね。今までは柳川とか、飯塚とか、比較的内陸地でやってきていたんですが、今回は昨年度の西方沖地震が島であったということも踏まえまして、津波なども念頭に置きながら海岸のところで災害が起きたとき、どう対応するかという現実的な訓練をやろうということで、今回、福間漁港が選ばれたのだろうというふうに思います。

たかはし雅成委員

 前原とか、二丈とか、志摩とか、あっちの方でもやられたことは過去にあるんでしょうか。

平島消防防災安全課長

 過去に糸島の志摩町の方でやった実績があるというふうに思います。

たかはし雅成委員

 玄海原発ですよね。基本的には国と地元の問題ということは承知しておりますけれども、もちろん事故がなければ、何ということはないんですけれども、何か事が起こった場合、風向き等によっては非常に糸島方面は近いですから、国の基準の外にはあるんですけれども、非常に近い地域でありますので、そういった面の訓練をやっていいのかどうか、わかりませんけれども、必要なんではないのかなという気が以前から、しているもんですから、その辺の考えがもし、ありましたら、ちょっとお伺いしたいんですけど。

平島消防防災安全課長

 先生、今、おっしゃいましたように、原子力政策といいますか、原子力対策につきましては、基本的には国が対応すべき問題だと思っております。玄海原発につきましても佐賀県知事等の対応等を考えますと、九電の方からも安全性については報告を受けているというような状況もございまして、その辺の佐賀県の対応については一定、対応はしていかなければいけないだろうと思っています。この原子力問題を防災訓練の中に入れるかどうかについては、現時点では、今のところ、考えておりません。今後、必要性があれば、防災訓練といいますのは、毎年実施をしておりますし、そのとき、そのときのいろんな状況も踏まえましてメニューもいろいろ改善をしていくという考えでおりますので、そのときになって必要に応じて考えていきたいというふうに考えております。

たかはし雅成委員

 安全なのか、危険なのかというのは、私、よくわかりませんが、プルサーマルを今度、始めるということで合意もしていますし、不安はあると思うんですね。客観的な安全かどうかという問題ではなくて、住民の不安というのは確かにあるのは事実だと思うんですね。ぜひ、その辺も考えの中に入れていただきながら、できるのか、どうなのかということも研究していただいて、ぜひ、検討していただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。