馬場高度情報政策課長

 建設工事等の電子入札の運用開始について、御報告いたします。企画振興部の報告事項の資料をお願いいたします。一ページをお願いいたします。
 建設工事等の電子入札につきましては、平成十五年度からシステムの整備を進めてまいりましたけれども、準備が整いましたので、来年一月から運用を開始するものでございます。なお、本件につきましては、当総務企画委員会のほか、関係します農林水産、それから土木、建築都市の各委員会におきまして、本日御報告をさせていただいております。
 まず、電子機器入札の概要でございますけれども、目的といたしましては、事業者の利便性の向上、それと公共事業の透明性確保を目的とするものでございます。それから、システムの概要といたしましては、一般競争入札、あるいは公募型指名競争入札、通常型指名競争入札におきまして、入札公告や指名通知から開札までの一連の事務処理を、インターネットを通じて行うというものでございます。期待される効果といたしましては、事業者が県の窓口に足を運ぶ必要がございませんので、その分、交通費、移動時間等の軽減を図ることができると、それから県といたしましても印刷経費等の軽減と、事務の効率化が図られるということでございます。
 それから、二点目の運用開始に至る、これまでの経過でございますけれども、平成十五年度にシステムの開発を行いまして、二月に実証実験を実施いたしました。十六年度に紙の入札とあわせました試行運用を、二十九の所属で五十三件の案件を対象に実施したところでございます。ここでシステム上の課題がいろいろ判明いたしましたので、実用化に当たりまして、必要となる課題を解決いたしまして、今年度再試行、あるいは再々試行というふうな段取りを踏みまして、万全の検証を行った上で、来月からの運用開始に至ったということでございます。
 運用開始の内容でございますけれども、開始時期は先ほど申しましたように来年一月から、対象案件でございますけれども、建設工事につきましては五千万円以上、建築工事が九千万円以上、それから測量とか設計とか地質調査等の業務委託が一千万円以上というものを、とりあえず今年度は対象にするということでございます。これの実施機関でございますけれども、農政部、水産林務部、土木部、建築都市部の本庁及び出先機関の三十一の所属で実施いたすということでございます。
 二ページ目をお願いします。電子入札システムで行う手続につきまして、下の方の表で一般競争入札の例を掲げておりますけれども、ここにありますように、一般競争入札等におきます公告とか、指名競争入札におきます指名通知、それから入札参加の申し込み、入札証等の提出、あるいは開札とか落札結果の通知などの一連の事務処理をインターネットを通じて行うということになります。
 今年度のこの電子入札の実施見込みでございますけれども、一月から三月ということでございますので、八十件ほどを想定しております。また十八年度につきましても、今年度と同様の規模の案件を対象とする予定でございまして、そういう形でいきますと、約六百件ほどが十八年度の対象案件になると。十九年度以降につきましては、事業者の皆さんの電子化の状況を見ながら、関係四部を中心に対象案件の拡大について協議をしていくという段取りで考えているところでございます。以上でございます。よろしくお願いします。

たかはし雅成委員

 こういう入札に参加としようとする事業者は、新しいプログラムを準備するですとか、そういう何か特別に必要なことがあるんですか。

馬場高度情報政策課長

 プログラムを必要とするというよりも、まず、インターネット環境を整えたパソコンが、まず必須でございます。それとあとは、システムをやり取りするためにですね、間違いなく参加事業者であることを証明するために、認証システムというふうなもの、これは国のシステムをとっているんですが、そのための電子証明書を、まず購入する必要がある。そして、それを今度パソコンで読み取らせるリーダーという機械が必要になります。パソコンは大体、こういうところはお持ちでございますし、国の入札に参加している部分につきましては、電子証明書なり、リーダーあたりも大体持っているということなんですが、ちなみに、二、三万、電子証明書とリーダーの購入に経費的にはかかるということになります。

たかはし雅成委員

 それとあと、何ですかね、外部からの侵入というんですか、ハッキングというんですかね、そういうのが、ちょっとやっぱり一番心配なんだろうと思うんですけれども、その辺の対策はきちっととられてるんですかね。

馬場高度情報政策課長

 この電子入札システムにつきましては、一応インターネットデータセンターの方にシステムをおきまして、基本的にはそちらの方でですね、ファイアーウォールとか不正侵入を防止するためのいろんなシステム、万全のものが整っておりますので、基本的には大丈夫という自信を持って運用を開始したいと思っております。

たかはし雅成委員

 結構です。