江口新雇用開発課長

 それでは引き続きまして、六十歳以上の方々の就業対策ということでございます。
 十一ページをお願いいたします。まず、(1)でございますけど、シルバー人材センターでございます。御承知のように、シルバー人材センターでございますが、これは法律に基づきまして、六十歳以上の高齢者の方々に対しまして、臨時的かつ短期的、軽易な事業ということで、就業の場を提供することを目的に設立をされているものでございます。そこの箱の中に書いておりますように、十七年四月末現在の数字でございますが、四十六センターということでございまして、これは市町村数でいきますと七十二をカバーするということになります。なお、この四十六センターのうち十一につきましては、社団法人化していない、いわゆるミニシルバーと言われるものでございます。会員数等の実績は、箱の中に書いておりますが、十七年三月末現在で会員数二万七千七百二十五人、十六年度の受注につきましては百十一億を超えるということで、毎年増加をしているという状況でございます。このシルバー人材センターへの支援でございますけれども、1)でございます、シルバー人材センター事業を実施しております市町村に対しまして助成をしているというところでございまして、「1)」につきましては、先ほど言いました、社団法人化しているシルバー人材センターを実施する市町村に対して、十年間補助をやっております。それからもう一つは、社団法人化していない、今、御説明しましたミニシルバーと言われるものですが、それは一年間に限りまして市町村に対する補助をしているということでございます。なお、2)にございますように、県内シルバー人材センターを束ねまして、それらの普及啓発でありますとか、指導、全体の講習会でありますとか、総合的に実施をしております連合会がございます。福岡県シルバー人材センター連合会と申しますが、それに対しまして運営費の補助とともに、今後、シルバー人材センターでいろいろ需要がふえてくるだろうと言われております福祉とか、家事の援助サービスだとか、子育て支援のサービスでありますとか、そこら辺のサービス体制を整備するための補助というものをやっております。
 次に、十二ページをお願いいたします。(2)福岡県高齢者能力活用センターでございます。このセンターでございますけども、六十歳以上の高齢者を対象とした人材派遣の事業をやっている団体でございます。十六年度につきましては、月平均で約百二十八人の派遣を行っております。県といたしましては、高齢者の方の派遣の就業ということを促進するという観点から支援を行っておりまして、具体的にどういう支援かといいますと、1)にございますように、できるだけ長い期間、これは一年を超え三年以内ということでございますけども、派遣就業というものを促進するために、その長期の派遣の受け入れをしてくれた企業に助成をしていると。「2)」につきましては、十七年度の新規事業でございますけども、既存の事業の見直しとかを行いまして、例えば、隔日勤務であるとか、高齢者をペアで受け入れるなど、複数の高齢者を受け入れる企業への助成を行っております。
 次に、十三ページをお願いいたします。これも「十七年度新規」とそこに書いておりますが、高齢者・障害者等にフレンドリーな職場開拓事業ということでございます。これは福岡県中小企業団体中央会に委託をして実施をしているものでございます。中央会に設置をいたしましたコーディネーターが中央会の情報連絡員からの情報をもとに事業所等を訪問いたしまして、三つの事業、一つは、先ほどセンターのところで説明いたしましたが、高齢者の派遣を受け入れてくれる職場の開拓、もう一つは、知的障害者の実習をしていただく会社の開拓、それから子育て応援宣伝の事業を私どもはやっておりますが、そのPRと宣言をしていただく企業の開拓を行うものでございます。
 次に、(4)でございます。これはセミナーでございまして、高年齢者就業支援セミナーでございます。これは就職を希望いたします高齢者の方々にさまざまな形での就業についての理解を深めてもらうということで、県内にございます各労働福祉事務所が主催して実施をしているものでございます。
 次に、「3」でございます。平成十六年の六月に、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律というのが改正をされまして、定年を定めている企業におきまして、定年年齢の引き上げ、継続雇用制度の導入、定年制度の廃止のいずれかの措置をとることが義務づけられております。県では、この高年齢者の継続雇用を推進していかないかんということで、企業等の理解が不可欠であろうということから、(1)にございますように、企業の意識を啓発をするためのフォーラムを中高年齢者雇用促進協会と共催で十月に実施をすることとしております。
 それから、十四ページをお願いいたします。普及啓発に関連する部分でございますけども、(2)のとおり、地域別にもセミナーを開催しております。これは事業主の方、それから企業の雇用の担当者の方を対象としたものでございまして、雇用問題に関しまして、地域ごと、業種ごとにテーマを絞ったセミナーを、これもまた各労働福祉事務所が主催して、四地区で実施をしているものでございます。
 それから、最後になりましたが、(3)でございます。先ほど出てまいりましたが、財団法人福岡県中高年齢者雇用促進協会の支援ということでございます。これは継続雇用の推進、再雇用の促進を支援するために、事業主に対しまして、相談、指導、援助とか、事業を実施している団体でございます。その運営費に対して補助を行うものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

たかはし雅成委員

 シルバー人材センターですけど、指定管理者制度導入の中で、これまでシルバー人材センターに委託をしていた事業、駐輪場の管理とか、そういうものを指定管理者制度に切りかえるという動きが幾つかの市町村であるような話を聞いているんですけども、シルバー人材センターの趣旨からいって、それはちょっと賛成できないなと私自身は個人的に思っているんですけども、そんな実態は御存じでしょうか。

江口新雇用開発課長

 申しわけございません、承知しておりませんので、明確なお答えができません。

たかはし雅成委員

 お金を補助をしているわけですから意見も言っていいと思うんですけども、その辺の実態を把握していただいてですね。どれくらいあるか私も詳しくはわからないんですけども、実態を調査していただいて、シルバー人材センターを圧迫しないような形に何とか持っていけるようにしていただきたいというふうに思いますけども、いかがでしょうか。

江口新雇用開発課長

 先生御指摘の件については、実態につきまして、至急調査をさせていただきます。