平木国立博物館対策室長

 それでは、委員会資料に基づきまして、説明をいたします。総務部の委員会資料の一ページをお願いいたします。
 平成十七年度の政府予算案につきましては、総額で二十三億三千三百万円が計上されております。その内訳ですが、人件費が二億八千七百万円、運営費が二十一億三千九百万円、入場料等収入が九千五百万円となっております。収入を控除しない総事業費でございますが、二十四億二千八百万円となっておりまして、うち初期投資を除きます平年度経費でございますが、十一億八千三百万円ということになっております。
 二ページをお願いいたします。福岡県立アジア文化交流センターの設置についてでございます。これは案でございまして、来る二月議会に関係条例、それから、予算案を提案することにいたしております。一の県施設の概要でございますけれども、名称を福岡県立アジア文化交流センターといたします。平成十七年四月一日に県の公の施設として設置をいたします。平成十七年十月十五日に開館記念式典、十月十六日に公開開始の予定でございます。開館日、開館時間及び観覧料についてでございますが、これらは他の国立博物館に準ずるということにいたしております。開館日は月曜日と年末年始を除く日といたしまして、開館時間は午前九時三十分から午後五時までといたします。なお、正月の三が日、特別展開催期間中及び小中学校の夏休み期間中につきましては、できるだけ開館するということで、その旨を周知をしていきたいというふうに考えております。主な使用料でございますが、常設展示の観覧料につきましては、国施設とあわせてでございますが、個人一般は四百二十円、高校・大学生は百三十円といたします。小中学生は無料でございます。また、駐車場使用料につきましては、周辺の民間駐車場を参考といたしまして、一台一回当たり二輪車は二百五十円、普通自動車は五百円、バスなどの大型自動車は二千円といたします。
 次に、二の施設の管理運営についてでございます。(一)の管理運営の形態でございますが、県施設の運営はナショナルセンターであります独立行政法人国立博物館と一体的な運営を行うとともに、貴重な文化財の適切な管理でありますとか、展示資料を借用する際の信用の確保を図るために、県の直営といたしたいというふうに考えております。九州国立博物館でございますが、国施設と県施設が一体として、博物館の諸活動を行うものでございまして、全体が九州国立博物館ということになります。機能の分担につきましては、国施設が主として展示及び博物館科学などを担い、県施設が主として情報、交流及び教育普及を担うことにいたしております。また、県施設の管理運営に必要となる組織を設置いたしますとともに、職員を配置するということにいたしております。
 (二)の管理運営経費についてでございます。県施設の管理運営経費につきましては、先ほど申し上げました機能の分担を踏まえるとともに、三ページをお願いいたします。県の厳しい財政状況や周辺整備に多額の投資を行っていることなどを考慮いたしまして、必要な額を措置するということにいたしております。その額でございますが、建物の所有割合を基礎といたしまして、九州国立博物館の全体経費の四割、かつ八億円を上限とするということにいたします。
 三の平成十七年度の福岡県立アジア文化交流センターの事業計画でございます。(一)の展示事業でございますが、常設展示では、九州ゆかりの資料を含めまして、開館時に全体で約八百点、年間で約千二百点を展示をいたします。特別展示ですが、開館記念特別展であります「美の国 日本」及び、これは予定でございますけれども、中国展の二回開催をいたします。
 (二)の展示資料につきましては、必要な資料を購入するなど、展示内容の充実を図ってまいります。
 (三)の調査・研究事業でございます。大宰府に関する総合的な研究を行うとともに、アジアの歴史、文化などの研究成果を発信する研究誌を発行いたします。
 (四)の情報化事業でございます。博物館の館内ネットワークシステムの整備や他の博物館とのネットワークシステムの実施設計を行います。また、県内の無形民俗文化財等の映像を制作いたします。
 (五)の交流事業でございます。韓国との交流二十周年を記念いたしました国際シンポジウムやアジア各国とのネットワークづくりための国際博物館会議を開催いたします。四ページをお願いいたします。海外の研究者との総合交流や九州各県・政令市との観光や地域振興に関する連携策を検討するとともに、周辺の自治体等との共同事業を実施いたします。
 (六)の教育普及事業でございます。博物館一階の教育普及ゾーンにアジア各地の文化を体験できるよう、楽しい魅力のある模型でありますとか、あるいは実物資料を整備をいたします。また、学校教育との連携を図るとともに、ボランティア養成研修やジュニア学芸員事業を実施いたします。
 (七)の広報・営業活動でございます。十月の開館に向けまして、多くの方々に来館していただくため、九州各県へのPR、マス媒体を利用したPR、旅行業界等への情報提供を行います。また、開館を記念した各種のオープニングイベントや式典を開催するとともに、博物館を組織的に支援していただく友の会や賛助会員制度について整備をいたします。
 資料にはございませんが、その他といたしまして、九州国立博物館の自動回転ドアの改修について報告をさせていただきます。九州国立博物館には正面玄関に二台の自動回転ドアを設置しておりますが、昨年三月の死亡事故及び国が策定いたしましたガイドラインを受けまして、その安全対策について検討を行ってまいりました。その結果安全性や中長期的な運用経費等考慮いたしまして、二台の回転ドアを撤去し、自動スライドドアに改修するということにいたしております。国と県がそれぞれ一台の工事を実施することといたしまして、県は本年度の既定経費で対応するということにいたしております。説明は以上でございます。

たかはし雅成委員

 基本的なことを、ちょっと確認させていただきたいんですけれども、開館日ですけれども、アジア交流文化センターの開館日というのは、イコール国立博物館全体の開館日ということでよろしいんでしょうか。

井本邦彦委員長

 平木国立博物館対策室長。

平木国立博物館対策室長

 休館日のことですね、これは施設そのものが国施設、県施設一体のものということになっておりますので、当然休館日も合わせて実施をするということになります。

たかはし雅成委員

 先ほどの説明で、正月三が日とか特別展開催中、それから夏休み中、極力月曜日の休みをなくして開館したいという御説明でしたけれども、その辺は国、あるいは独立行政法人の国立博物館とは話し合いというか、調整はできているんでしょうか。

平木国立博物館対策室長

 正式には、それぞれの規定を整備するということになりますが、今、私が御説明しました内容につきましては、基本的に了解をいただいているところでございます。

たかはし雅成委員

 井本先生も先ほどおっしゃってましたけれども、国に引っ張られる形で、その辺がなし崩し的にならないように、県の、せっかく決議していることを生かして運営できるように、頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。